1980〜90年代の「週刊少年ジャンプ」を代表する不良漫画の金字塔、ろくでなしBLUES。
その外伝エピソードが、2026年夏から連載されることが発表され、往年のファンを中心に大きな話題となっている。
今回始動するのは、これまで本編では語られなかった“因縁の一戦”に焦点を当てた物語。
長年「描かれるはずがなかった戦い」として語られてきた、渋谷の鬼塚と池袋の葛西の対決までの道のりが、ついに公式に描かれる。
本記事では、外伝の内容や制作陣、なぜ今この物語が描かれるのか、そして意外な形で再注目されたマクドナルドのCMまで含めて整理していく。
外伝の正式タイトルは「ろくでなしBLUES -鬼葛(おにかずら)-」
今回連載が決定した外伝の正式タイトルは、
『ろくでなしBLUES -鬼葛(おにかずら)-』。
物語の軸となるのは、本編に登場した“四天王”のうち、
- 渋谷最強の男・鬼塚
- 池袋を支配する葛西
この2人が、どのような経緯で衝突へと至ったのかという“空白の時間”だ。
原作ではそれぞれが圧倒的な強さとカリスマ性を放ちながらも、直接対峙する場面は描かれなかった。
そのためファンの間では、「もし鬼塚と葛西が戦ったら?」という仮定が、長年語り草になってきた。
今回の外伝は、そうした想像の余地を公式に補完する物語として位置づけられている。
連載は「グランドジャンプ」|原作・森田まさのり×作画・Boichiのタッグ
『鬼葛』は、集英社の青年漫画誌グランドジャンプにて、2026年夏から連載予定。
制作陣も注目に値する。
- 原作:森田まさのり
- 作画:Boichi(『Dr.STONE』など)
原作者自らが物語を監修しつつ、作画を別の漫画家が担当する形式は、近年の名作リバイバル作品では珍しくない。
特に今回は「本編と同じ時代の裏側」を描く外伝であるため、あえて別の作家の視点と画力を取り入れる判断は理にかなっているとも言える。
ファンの間でも、「今の時代に合わせた表現として納得できる」という声が多く見られる。
なぜ今、鬼塚と葛西なのか
数あるキャラクターの中で、なぜこの2人なのか。
その理由は非常にシンプルだ。
鬼塚と葛西は、前田太尊とは異なる“別軸の最強”として描かれてきた存在であり、
主人公不在でも物語を成立させられるほどの魅力を持っている。
また、2人とも「街」を背負う男として描かれており、
単なるケンカではなく、プライドと勢力の衝突が背景にある点も大きい。
外伝では、強さだけでなく、彼らが何を守り、何を選び、なぜ対立することになったのか。
その“理由”に踏み込む物語になることが期待されている。
マクドナルドのCM(ろくでなしBLUES編)で再燃した注目
実は近年、『ろくでなしBLUES』が若い世代にも再認識されるきっかけとなったのが、
マクドナルドのCMだ。
不良漫画の世界観をオマージュした演出や、
かつてのジャンプ作品を彷彿とさせる空気感は、SNS上で「懐かしい」「まさか今この路線が来るとは」と話題になった。
このCMをきっかけに原作を読み返した、あるいは初めて知ったという声も少なくない。
そうした再評価の流れの中で発表された今回の外伝連載は、タイミングとしても非常に象徴的だ。
原作未読でも楽しめる外伝になる?
「ろくでなしBLUES」を読んだことがない人でも楽しめるのか、という点も気になるところだろう。
外伝は本編の“補足”という位置づけではあるものの、
鬼塚と葛西というキャラクターを中心に据えた独立した物語として構成されると見られている。
そのため、
- 不良漫画が好き
- 90年代カルチャーに興味がある
- 人物同士の因縁や対立構造が好き
といった読者であれば、原作未読でも十分入り込める可能性は高い。
まとめ|懐かしさだけに頼らない外伝に期待
『ろくでなしBLUES -鬼葛-』は、単なる懐古企画ではない。
原作が持っていた「男たちの矜持」や「街の論理」を、現代の視点で掘り下げ直す試みと言える。
長年語られてきた“もしも”が、ついに物語として結実するこの外伝。
2026年夏、あの時代を知る読者も、初めて触れる読者も、それぞれの立場で楽しめる一作になりそうだ。
続報を待ちながら、再びページをめくる準備をしておきたい。


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