元テレビ朝日のアナウンサーで、現在はフリーとして活動する竹内由恵さんが、新たな挑戦に踏み出しています。
それは――
コーヒー事業での起業。
昨年9月にビジネス参入を表明し、なんと自己資金1000万円を投じて本格スタート。
「アラフォーでもう一度、新人になる」と語るその覚悟は、想像以上にリアルで泥臭いものでした。
今回は、その挑戦の中身を整理します。
■ 初期投資1000万円は“すべて自己資金”
まず驚くのは資金面です。
竹内さんが投じた初期費用は約1000万円。
その大半を占めるのが、事業用の焙煎機(ばいせんき)でした。
購入したのは、ドイツの老舗メーカー「プロバット」製。
コーヒー界では“フェラーリ級”とも言われる高性能マシンで、価格は約400万円。
新品なら1000万円クラスもある中、今回は中古で入手したとのことですが、それでも高額です。
しかも購入時、法人クレジットカードがまだ作れず――
👉 個人カードで限度額を引き上げて決済
👉 他の支払いと重なり月末にカード停止寸前
という、かなりリアルな起業初期エピソードも明かしています。
華やかな“起業発表”の裏側には、こうした緊張感ある資金管理がありました。
■ クレーン搬入の巨大焙煎機、補助金申請は数十枚の書類
焙煎機の納入はクレーン車を使用するほどの大型機材。
さらに、補助金を活用するために
・事業計画書
・収支予測
・設備計画
・経営方針
など数十枚の書類を準備。
事業未経験の竹内さんにとっては、すべてが初体験でした。
「この金額を受け取るために、ここまで準備が必要なんだと実感した」
と語る通り、起業とは“理想”だけでは進まない現実の連続です。
■ 2児の母、朝2時から作業する日も
竹内さんは2児の母。
育児と並行しながら、受注管理・発送作業・焙煎の確認などを自ら行う日々。
時には
👉 深夜2時から作業
👉 子どもを寝かしつけた後にパソコン作業
👉 発送業務を1人でこなす
という生活もあるといいます。
テレビの第一線で活躍していたアナウンサーが、いまは段ボールと格闘する日常。
このギャップこそが、「新人になる」という言葉の重みを物語っています。
■ 「アラフォーでもう一度、新人になる」の意味
竹内さんが語る“新人”とは、ポジションの話ではありません。
・すべてをゼロから学ぶ
・失敗も含めて自分で背負う
・わからないことを恥ずかしがらない
という姿勢そのもの。
キャリアを積んだアナウンサーが、あえて未経験の分野へ飛び込む。
それは“転身”というよりも、“再スタート”に近い選択です。
■ なぜ今、起業なのか?
テレビの仕事がなくなったわけではありません。
それでも挑戦を選んだ背景には、
✔ 自分の手で価値を生み出す仕事をしたい
✔ 家族との時間を考えた働き方を模索
✔ 長期的に続けられる事業を築きたい
という思いがあるといいます。
メディア露出だけに依存しない“第二の柱”をつくる戦略的な動きとも言えるでしょう。
■ 華やかさよりもリアルが刺さる時代
今回の挑戦が共感を集めている理由は、成功物語ではなく“リアル”だからです。
・限度額ギリギリのカード決済
・補助金書類に悪戦苦闘
・子育てと深夜作業の両立
夢だけでなく、リスクも努力も包み隠さない。
その姿勢が、多くの同世代女性や働く親世代の心を打っています。
■ 竹内由恵は、いま何者か?
アナウンサー。
母。
そして――起業家。
肩書きが増えたのではなく、挑戦の幅が広がった。
「アラフォーでもう一度、新人になる」
この言葉は、年齢に関係なく再挑戦できるというメッセージでもあります。
テレビの世界で磨いた伝える力は、これから“ブランド作り”にも活かされるはずです。
竹内由恵の新章は、まだ始まったばかり。
この挑戦がどこまで広がるのか。
その行方に注目です。


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